どうも、こんばんは!Penguinです!
今回は、大阪南港から九州へのフェリー旅についての体験レポート第2弾です。0泊3日の弾丸フェリーツアーで、1日どれくらい別府を観光できたか体験レポートします。別府温泉の地獄めぐりは以前観光済みなので今回はそこ以外の観光地を巡ります。
天気はあいにくの曇り空、肌寒い感じがするくらいの気候だったので、長そでのマウンテンパーカーの人と対照的に薄着なアロハシャツの人と共に出発です。
①別府海浜砂場
まずは最も近場にあった「別府海浜砂場」を目指します。港を北上し、橋を越えて、大きな芝生広場とグランドを横切って行くと砂蒸し風呂に到着です。バイキングをたらふく食べ運動不足なので、朝から健康的にウォーキングで到着。
ここは、鹿児島の有名な砂蒸し風呂とは違い地熱ではなく、豊富なお湯で砂を温める方式のようです。フェリー到着後すぐに来たので、砂を温めている間、少しだけ待ちましたが、一番風呂です。
次は、有名な「高崎山自然動物園」です。すぐ近くのバス停からバス移動で次の目的地を目指します
②朝食
「大分マリーンパレス水族館うみたまご」でバスをおり、同じところにある「高崎山おさる館」で朝食です。せっかくなので、大分の郷土料理「だんご汁」を頼みました。だんごといえば丸いボール状のものを思い浮かべますが、だんごを平たく伸ばして、ゴボウ、ニンジン、シメジ、豚肉などの具材と一緒に煮込んだものを「だんご汁」と呼ぶそうです。きしめんのボリュームをかなり増量したイメージで、信州の「ほうとう」と似てると思いました。
③高崎山自然動物園
高崎山おさる館から陸橋を超え反対側の山が高崎山です。芋を洗う高崎山の猿の話は有名ですが、忘れていました。今回はタイミングが合わず、1日2回の芋が配られる時間ではなく、小麦の餌が配られるタイミングでした。
高崎山では、野生の猿を餌付けしているのですが、3グループあり、リーダーの力の弱いグループは中々餌付けエリアに来れないそうで、餌が少なく子ザルも生まれにくいようです。Aグループのリーダーが下剋上で群れを追われCグループに属するなんてこともあるようです。
餌付けタイミングに散らばっている猿が集まる時に、観光客の股の間をくぐって行くのが体験どころです。タオルを盗られ山の上まで持っていかれている人もいたので、財布など貴重品はしっかり盗られないように用心が必要です。
次は「鉄輪温泉」です。高崎山のバス停からバス移動です。
④昼食
「鉄輪温泉」エリアには、いろいろ食事や喫茶店などが点在します。昼食と温泉の両方を目指して来たのですが、目星をつけていた温泉蒸し料理のお店は観光客でいっぱい。エリアの中でもだいぶ中心から離れた地鶏の店「ひでさん」がいいということでそこで昼食です。新鮮な地鶏の刺身と炭焼き、鶏天を堪能しました。リーズナブルでおいしかったです。
⑤鉄輪温泉めぐり
奥のエリアから下ってくる途中に公衆浴場があったので温泉巡りです。熱すぎる温泉は苦手なのでコメントを確認しながら目指しました。源泉は熱く、それを竹などを伝わせて冷まし適温にして使用するのが一般的で、地元の人は熱いお風呂がベースで、効能が薄まるからなのか水などはあまり混ぜないようです。地元の人が入っていると熱く、観光客が多いと水で調節するのでぬるくなるので、熱いぬるいは、タイミング次第のようです。
熱めのお湯だった「熱の湯」前にあるカフェで休憩です。気温もかなり上がってましたし、お湯も熱かったので心地よく休憩です。昼食もとれるようですが、私は、お店自慢のアイスコーヒーを注文しました。
⑥地元スーパー
旅のお土産には、私は地元スーパーを訪問します。野菜や鮮魚、果物、お菓子、味噌など、地元色あふれる商品が安く売られているので、それを見て楽しみ、購入して食したり、お土産として活用します。
鉄輪温泉では、エリアから広い国道にでたところに、スーパーがありました。ここでひと通り見て回り。カボス酎ハイを購入し、さっそく飲みながら隣のと特産品店へ。カボス酎ハイは、スーパーの方が安く買えました。特産品を使った日持ちするお土産らしいお土産は、特産品のお店の方が見つかるでしょう。
スーパーで、野菜と鮮魚にかなり惹かれましたが、フェリー旅なので断念。代わりにせっかくなので、九州のおいしい魚を食べたい!ということで、バス停を探しながら地元の有名そうな寿司屋をネット検索。するとすぐそばに人気店があるようなので歩いて移動。14時頃でしたが、なんと2時間待ち。弾丸ツアーなのであきらめてバス停を探し歩き始めると店のすぐ横にバス停がありました。待ち時間5分ほどでバスが来る模様。巡り合わせの良い今回の旅。
⑦お土産と温泉
別府駅に移動してお土産らしいお土産を物色。近くのスーパーで、「りゅうきゅう」用の醤油を発見したので、刺身とジップロックを買って、帰りのフェリーのアテを作り、お持ち帰り用の氷で冷やしておきます。
そして、もうひと温泉、入り納めということで、別府駅近くの「別府高等温泉」へ。この温泉は、「あつ湯」と「ぬる湯」が選べます。「あつ湯」を選ぶ根性はないので、「ぬる湯」にして中へ入ります。ここの温泉は、昔からあるようで、あまり広くありません。小さな脱衣所から風呂場へ階段を降ります。湯舟がL字型にふたつ。先客が2名、奥の湯舟に浸かっています。明らかに外人さんです。インバウンド需要の高まりか別府温泉には、金髪系の外人さんがたくさんいます。
まずは手前の湯舟でお湯の温度を確かめます。やはり「ぬる湯」でも「熱い!」。熱がっていると、奥から声がかかります。「こっちはまだぬるいよ!」。日本語です。外国人はフレンドリー。「あ、ほんとに!」と日本語で返して奥の湯舟に移動。世間話は得意ではないですが、日本語と英語と織り交ぜて世間話。アメリカから卒業旅行的な感じで来ているようでした。
温泉文化の日本人なので、なぜか対抗心を燃やし、外人さんが出るまで湯舟に浸かってからでます。熱い方の湯舟にもさらりと入り、満足して上がってきました。笑
⑧居酒屋
最後にまだ鮮魚は堪能していないので、近くでオープンしている居酒屋を探します。毎日夕方晩酌をする人が通うような居酒屋が開いていたので、そこへ。普通の地元の人が行く居酒屋なので郷土料理的な雰囲気はありませんでしたが、「りゅうきゅう」と「馬刺し」が美味しかったです。
長居せずに、そこで収集したおいしいラーメン屋さん情報を元に、別府の繁華街?的な商店街を移動。
⑨「六盛」ラーメン
商店街を抜け少し歩いたところ、公園の前に「六盛」というオープンしたてのきれいな冷麺専門店がありました。「六盛」というラーメン店は何店舗かあるようです。開店前にもかかわらず、なんと既に3組並んでいます。私たちの後にも2組ほど来店。開店時間からほぼ満席です。地元でもかなり有名な冷麺専門店に行けて、ラッキー。あっさりとした感覚でコクのあるスープの冷麺でした。
フェリーで食べるように寿司を調達したくて、もう一軒スーパーへ。時間がなくなってきたのでタクシーで、港へ移動しようと話していたら、ちょうどスーパーの駐車場にタクシースペースがあり、連絡して来てもらえました。今回の旅は、ほんとに移動がスムーズ!。日頃の行いに感謝です。
「サンフラワー」フェリーをつかった0泊3日の弾丸ツアーですが、温泉が、砂蒸し風呂を入れて、4湯。観光地、1つ。食べ物は、地鶏、だんご汁、鮮魚、馬刺し、ラーメンと地元らしい食事がかなり堪能できました。
現地について、気分に合わせて、スマホ検索し、いろいろ巡る旅は予定通りの観光地を巡るよりも楽しめる旅ですね。スマホだけあれば、日本でも海外でもいろいろ行ける便利な世の中です。