どうも、こんばんは!Penguinです!
今回は、ベトナム・ホーチミンへ上海経由の深夜便で行ってきたので、深夜のベトナムの空港について体験レポートします。
今回のホーチミンへの移動は、LCCではなく、DeNAトラベル経由で予約した中国東方航空を利用した4.4万円の格安旅行だ。中国東方航空で上海を経由し、ベトナム、ホーチミンへ向かう。2週間前に予約したが、直接ベトナム、ホーチミンへ行く場合や東南アジアのハブ空港を経由するより驚きの価格!
但し、ベトナム、ホーチミンのタンソンニャット空港には、深夜の発着になる点だけがネックだ。なぜなら前回、ホーチミン訪問の深夜に携帯電話を強奪される嫌な思い出があるからだ。今回はその嫌な思い出も払拭すべく、深夜発着の是非を確認しようと思う。
まずは上海への移動
まずはいつも通り上海へ。LCCではないので、今回のフライトはすべての区間で、預託手荷物も2個まで、機内食ありだ。上海でも用があり、ベトナムにも行きたかったので一石二鳥でしかも格安という願ったり叶ったりで大変ありがたい。上海往復だと、このタイミングでは3.6万円ぐらいしているのだが、それに比べかなりお得だ。
いよいよホーチミンへ深夜移動
上海での用を済ませ、いよいよベトナム、ホーチミン行きのチェックイン。ベトナム入国をビザなしで入国する場合、前回の入国から30日以上経過していなくてはならない。だからベトナム行きのチェックインの際には、ベトナムに過去に行った事があるか質問される。2回目以上の答えだとパスポートのチェックをされる。このやり取りを中国語で行うのは知らなければ困難だっただろう。35日経っているので問題ないことを理解していたので、不安もなくチェックインを済ませた。
機内は深夜到着便にも関わらず満席だ。西洋人、中国人が多いように感じるが、これだけ人がいるなら深夜到着でも安心だ。深夜便なので、機内食は軽食。昼食が遅かったので、晩御飯を抜いていたのだが、おなかは空いていなかった。
空港近くのホテルへ徒歩で移動
タンソンニャット空港へ到着。深夜1時を回っている。イミグレもスムーズで到着から30分もしない内に外へ。以前、昼間に到着した時と比べると、TAXI?TAXI?と声をかける人もさすがに少ない。今回は、ベンタイン市場行きのバスで行こうと考えていたので、空港近くのホテルを予約していた。空港から見て左側の ¥1,500円ほどのMi Linh Hotel 、正面¥6,500ほどで大きなわかりやすいIbis Saigon Airport Hotel、右側¥3,000ほどのThe Airport Hotel が候補にあがったが、深夜に到着し数時間の滞在なので節約も考え、朝食が絶賛のThe Airport Hotelを予約しておいた。
いずれのホテルへも、徒歩で、5分~10分では行ける距離にある。問題は、片道4車線の道路をどう横断するかだ。ベトナムでは横断歩道があってもバイクの往来が激しく渡るのには慣れが必要だが、空港付近は、高架道路が入り組んでおり、横断歩道がなかったように感じていた。それでもタクシーに乗るには近すぎるように思うので徒歩にてホテルへ向かう。
国際線ターミナルから右へ国内線ターミナルへ向かう。ここでまずTAXI?という男に出会う。国内線ターミナルへ来ると出口は国際線ターミナルの正面の方にしかないようで400mトラックを戻るように出口へ向かう。もちろん出口に向かって徒歩で移動している人はいない。ここでさらにTAXI?と声を掛けられる。それを無視して頑なに出口へ向かった。こんなことなら国際線ターミナル前の駐車場を横切れば良かったと後悔しながら歩いた。腰の位置ぐらいの柵で出口がふさがれている可能性はあったが、それぐらいは乗り越えられたはずだった。
ようやく出口を出ると、片側だけで4、5車線の道路が走っている。横断歩道や信号などは見当たらない。ホテルの方角の先の方に信号がある。あそこまで行くかと腹をくくって、スーツケースを転がして歩いていく。ほぼ人はいない。ここで強盗にあったら助けも求められないな。不安な気持ちに苛まれながら、信号までの半分くらい来たところで反対側のブロックに脇道がある。信号のところがホテルの前の道あたりだろうと覚えている地図から目星をつけていたのだが、一つ目の筋だったので視線を上に向けてみる。すると、ピンク色のネオンで Airport Hotel と表示されている。
ここだ!
さらにさみしげな信号付近まで歩かなくて済んだ。しかし、ここを渡らないと左右を確認する。幸い車通りも少ない。いける。4台ほどやり過ごし、横断全く問題なし植え込みエリアを超え、反対車線を見るとバイクが先の方から向かってくるだけだ。難なく横断成功。ホーチミンを知っている人はわかると思うが、深夜でなければスーツケースを持っては渡れなかっただろう。
ホテル到着
手前の脇道を入っていくとホテルの裏口だった。表側に周りホテルの階段を上る。小さなロビーではあるが電気がついたロビーに安心感を覚えた。深夜2時半にもなろうかという時間だがレセプションのボーイは明るく冗談交じりにホテルの説明をしてチェックインが完了した。部屋は広くはないが、水回りは新しく清潔に保たれている。シャワーを浴びて、駐車場を横切ったなら、意外に近かったかもしれないと考えながら眠りについた。
評判の朝食バイキングへ
翌朝、評判の朝食バイキングを食べに行った。奥にキッチンがあり、シェフが2、3人いたような気がする。白のシェフ衣装でどことなくフランス感を醸し出している。料理が並べられているバイキング棚は、こじんまりしているが、少なくなるとすぐに補充されるので、いつも料理で満たされている。写真のほかに、フォーやオムレツなどは別途オーダーできる基本スタイルだ。一通り食べてみたが、どれも美味しくレベルが高かった。そこそこ一流ホテルから中級レベルのホテル、他のレストランなど私がホーチミンで行ったところと比べてて、1、2を争う上位にランクインするレベル。ここのホテルにはまた来よう。空港近くの常宿にしようと心に決めたぐらい美味しかった。
深夜の出発便
帰りの夜の空港は経験済みだ。イミグレを超えたところの2回にレストランやバーがあるのでそこで過ごせる。深夜は初めてだったが雰囲気は問題ない。ただ、店は深夜を過ぎるとクローズした。店のソファーは使えるので横になり、コンセントもあるので携帯を充電しながら過ごせた。横になると寝過ごしに要注意なほど快適に過ごせた。まったく問題ない。2時半すぎに搭乗して上海行きの帰路についた。上海到着は朝の7時半になる。
今回、ベトナム、ホーチミンのタンソンニャット空港への深夜発着便を利用したわけだが、心配をよそにまったく、通常通りだった。空港近くにホテルをとったが、そのままベンタイン市場付近の中心部のホテルにチャックインしても問題なかったと思われる。ただし、カジノがあるホテル付近は深夜には強盗が現れる可能性があるのですぐにホテルに入って出歩かないようにしたほうが良い。現地のベトナム人ですらバイク強盗にあうことが多いらしい。
私は、今回の深夜便の利用で、空港近くの朝食が美味しいホテルを知ったことが大きな収穫だった。
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